日本大学文理学部Web言語地図 参加規約
第1条(定義)
本規約において、以下の用語は以下に定める意味を有するものとします。
- (1)「本学科」とは、日本大学文理学部国文学科をいいます。
- (2)「本共有サイト」とは、本学科が本学内外の研究者等と共同研究を行うために構築した日本大学文理学部Web言語地図をいいます。
- (3)「運営責任者」とは、本規約及び本共有サイトを運営する本学科をいいます。
第2条(本規約)
- (1)本規約は、本共有サイトへの調査データの提供(投稿)と公開並びに提供データの共有化(第三者による公正利用を含む)に賛同し、共同研究(データ集積)に参加する個人に適用され、参加登録後に遵守していただく規約です。
- (2)本規約は必要に応じて変更されることがあります。変更後の本規約は、本学科が特に定める場合を除き、本共有サイト上に表示された時点から効力を生じます。
第3条(参加者及び登録)
- (1)参加者とは、本学科と共同研究を行うために本共有サイトへの調査データの提供と公開並びに共有化に賛同し、本規約に定める事項の遵守に同意のうえ、次項の参加登録申込みをして承認を得た個人をいい、本学科の在籍の有無を問いません。また、参加者となるための費用は無料です。
- (2)参加希望者は、所定の参加登録申込み画面に必要事項を入力のうえ送信し、運営責任者の承認を得て参加者となります。参加者には、運営責任者より参加後の調査データ提供に必要な情報について連絡します。
- (3)運営責任者は、参加登録申込み時及び参加登録後において、参加者と認めることが不適当であると判断する相当の事由があるときは、その者の参加を承認せず、又は参加者登録を抹消します。相当の事由には、参加者の氏名やその属性及び提供データに関する情報を故意に偽った場合を含みます。なお、この処分に対する異議は認められません。
- (4)登録情報は、運営責任者が管理します。運営責任者は、本共有サイトの運営と共同研究の一層の発展のためにのみ登録情報を用いるものとします。
- (5)運営責任者は、参加者に対してメール連絡やメールマガジン(不定期)を送信することがあります。
- (6)参加者は、参加者の地位並びに権利、義務の一切を、第三者に貸与、売買、譲渡又は承継させたりすることはできません。
第4条(参加登録の抹消・退会)
- (1)参加者は、任意の時期に本共有サイトの参加登録を抹消し、退会することができます。退会手続きは、所定の退会申込み画面に必要事項を入力し、運営責任者宛てに送信することで自動的に退会となります。なお、退会後の再登録は可能ですが、当初に登録したメールアドレスと同一アドレスでの再登録はできません。
- (2)第7条による参加期間中に提供したデータは、退会後も本共有サイト上での公開と提供データの共有化が継続されます。
第5条(登録情報の変更)
- (1)第3条に基づき登録した情報に変更がある場合、参加者は本共有サイトの登録情報変更画面から速やかに変更手続きを行うものとします。なお、婚姻による姓の変更などの合理的事由による場合を除き、登録した氏名を変更することはできません。
- (2)登録情報の変更手続きをしなかったことにより、参加者が不利益を被る場合があっても、運営責任者は一切責任を負いません。
第6条(データの提供と公開)
参加者は、共同研究を目的とした本共有サイトに自らの調査データを提供することができます。提供されたデータは、公開されます。
第7条(データ提供ルール)
- (1)参加者が提供する調査データは、次の各号のいずれかとし、当該調査データには、調査者、調査日時、調査場所等の必要情報を付さなければなりません。
①参加者自らが調査したオリジナルの事実データであること。
②共同研究の場合は、全員がデータ提供に同意し、全員を調査者とすること。
③オリジナルのデータでない場合や、調査者からデータ提供を委託された場合は、その旨を明示すること - (2)提供した調査データに修正箇所があった場合は、速やかに修正データを再提供(再投稿)すること。なお、一度提供されたデータの削除はできません。
修正要領はこちらをご参照。→修正要領説明画面へリンク - (3)提供する調査データは、本共有サイトを利用する第三者が次条に基づき使用することを承諾すること。
- (4)提供する調査データについて、次条第2項に定める使用条件を超える使用希望が寄せられた場合の許諾権限を運営責任者に委譲すること。
第8条(データの使用)
- (1)本共有サイトは公開されており、運営責任者は、その公開情報を公正利用が可能な著作物と位置づけています。そのため、その閲覧や掲載された調査データの使用は、次号の条件下で調査データ提供者の許諾を要さず無償で使用できるものとします。この使用は、本共有サイトへの参加登録の有無を問いません。但し、転載禁止の注書きがあるデータ等は除きます。
- (2)本共有サイトの調査データを使用する条件は次のとおりとします。
①使用する調査データの出所(本共有サイト名、URL、調査者(データ提供者)氏名)を明示すること。
②調査データそのものを改変しないこと。
③非営利目的での使用であること。なお、ここで非営利とは、学術的(教育・研究)、文化的な領域で、直接的な経済的利益を求めないことをいいます。 - (3)本共有サイトの調査データを参照し、論文等を執筆する場合も、前号の取り扱いに準ずるものとします。
- (4)本条第2項の使用条件を超える使用を希望する場合は、「日本大学文理学部Web言語地図利用規約」に基づき手続きを行うものとします。
→利用規約へ
第9条(違反)
- (1)参加者が、本共有サイトにおいて第7条に反する提供データ(データの捏造等を含む)を発見したときは、データ提供者に連絡し、是正を求めることができます。是正がなされない場合、発見者は運営責任者に通報することができます。
- (2)前項の場合、運営責任者は当該データ提供者から事情を訊き、必要に応じて調査データの取扱いに関してアドバイスをし、又は調査データの取扱いに関する裁定を下すことができるものとします。この裁定は、サイト運営上の最終判断とし、調査データ提供者は異議をはさむことはできません。
- (3)参加者が、第8条に反する調査データ使用例を発見したときは、本共有サイトへの調査データ提供者に連絡をし、当該調査データ提供者は自らの責任で対応をします。
- (4)故意による第7条違反及び第8条違反の場合、本規約第3条第3項に基づき、当該違反者の参加登録を抹消することがあります。
第10条(サイト運営の終了)
- (1)本共有サイトは、その目的を達成したとき、更なる発展のために新たなサイトに移行するとき、継続運営の意義が乏しくなったとき等は運営を停止し、サイトを閉鎖します。
- (2)本共有サイトの趣旨を踏襲した新たなサイトに移行するときは、本共有サイトの調査データを新しいサイトに移行させることがあります。
- (3)本共有サイトの運営を終了する場合であっても、調査データを含むコンテンツをデジタルアーカイブとして保存し、また一定期間公開を続けることがあります。
- (4)サイト運営を終了するときは、運営責任者は参加者に対して連絡する、又は本共有サイトに表示して予告するものとします。
第11条(免責)
- (1)本共有サイトは研究者相互の啓発をも目的の一としており、参加者が本共有サイトへ調査データを提供することで不利益を被っても、運営責任者は補償の責を負いません。
- (2)調査データの集積による共同研究は、参加者の自己責任で行うものとします。運営責任者は、参加者全員に関わる本共有サイトの運営には関与しますが、個別の共同研究の内容や取組み等には関与せず、参加者の自助及び共助により共同研究を進めるものとします。
- (3)サーバのダウン等により、本共有サイトの利用や共同研究に支障が出る事態が発生しても、運営責任者はその責を負いません。
第12条(準拠法及び裁判管轄)
- (1)本規約は日本法に準拠し、日本の法律に従って解釈されます。
- (2)本共有サイトでのトラブルは、当事者間で信義・誠実の原則に従って解決を図るものとします。運営責任者との紛争となる場合は、東京簡易裁判所または東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
2013年2月10日施行